1年前に生まれて初めて中古で外車を購入。
Peugeot 308SW
ライオンのロゴが特徴的なプジョーですが、正面からみるとライオンというより猫って感じですね。
斜め前から見るのが一番かっこいい（と私は思っている）。
フランスのメーカー、プジョー製で色はブラック。ステーションワゴンなので3列シーターで一応7名分の座席がついてるタイプ。でも、最後尾は足元も狭くて大人が乗るには正直狭すぎ実用的ではありませんね。
でも、うちの場合、最後尾には小学生の息子が乗るので特に問題はなく、時々両親が乗ることもあるので5名は乗ることができて、デザインのいいやつをということで最後にこれに決めました。
プジョーの車はいろんなタイプがあって、名前というより末尾の番号で車種がカテゴライズされてる感じですが、私が気に入ったのが308SWというステーションワゴンタイプの型でした。
これまでに、20代の頃からスタートして車は4台買い換えてきましたが、全て国産の新車。今回ははじめMAZDAの車に乗りたくて、CXシリーズやアテンザなどを検討しましたが、いずれも値段や大きさの条件が合わずなかなかこれというのが決めれずにいました。
そこで、国産の新車という枠を外してしまって、中古でもいいやつが見つかるかもとGulliverやカーセンサーといったサイトを見まくってるうちに、どうせ中古なら外車もありかなと考えるようになり、アウディ、BMW、MINI、などの外車メーカーを物色し始めました。
車のタイプや予算、事故歴、保険の有る無しなど、中古なのでいろんな角度から検討しましたけど、最終的にPeugeot 308SWにしたのは、はっきり言ってデザインが一番気に入ったから。ファミリータイプのステーションワゴンなので正直後部のデザインはいまいちパッとしないなと思ったんですが、それ以上に前面や横からのシルエットが自分にはカッコよかったですね。
私は今住んでいるところには、プジョーのディーラーはもちろん外車を取り扱っているショップもないので、今回の購入は実際に車を見ることなく、入手できる資料や電話での問い合わせだけで最終的に決めました。販売店の担当者もおおむね良心的でしたし、3年落ちという状況の割にはコンディションは悪くないなという自分の直感を信じて契約しました。
長々と購入までのいきさつを書いてしまいましたが、そんな思いでようやく手に入れたあこがれの愛車プジョー308SWは、想像してた通りの洒落たフォルムで、外装もほとんど傷もなく、内装もヨーロッパの車らしく、シンプルで機能的だけれどなんとなく愛らしく感じられる、本当に買って良かった〜と心底思えるものでした。
ドアを開け閉めするときの重厚感。エンジンをかけたときに伝わってくる心地よい振動と低音。そして何より、アクセルを踏み込んだ時のヘビーな車体をぐいぐい引っ張って進んで行く感じは運転していても今までの日本車とは全然違うなーと思えて、いろいろ悩んだけど気に入った外車にして良かったとホッとしてたところです。
そんな感じで、購入から１年間は目立ったトラブルもなく順調だったんですが、最近エンジンをかけたときに前面パネルにある胃袋みたいな形状の警告灯が点灯することが数回あり、軽くノッキングするような感じの嫌な振動が伝わってきて、実際走らせてみるとアクセルを踏んでるのに車が前に進まなくなる症状が起こることがありました。
大抵は、しばらくすると警告灯もつかなくなってエンジンも普通にかかって走行もできるようになるので、大丈夫かなと思って乗っていましたが、昨日の朝いつも通り子供を学校に送ろうとエンジンをスタートさせたら明らかに音が変で、警告灯と一緒に「エンジン故障、要修理」という警告メッセージも出現してしまいました。
車が思うように動かなくなったことはもちろんショックだし、一番嫌なのは私が住んでいる地域に外車のディーラーや外車を専門に取り扱う販売店や整備工場などがないということです。（そのことがあったので、外車購入を薦めない外車オーナーの友人もいました。）ただ、日頃の点検や調子が悪くなった時は一応預かりますよと言ってもらっている整備工場も数軒はあるので、早速電話をしてチェックをお願いしているところです。
今工場が混んでいるらしくすぐには見てもらえなくてヤキモキしているところですが、相手の都合もあるのでじっと我慢して待っている今日この頃です。今は、近日中に愛車が入庫でき、多少お金がかかっても元どおりに修理してもらえることを願うばかりです。
中古だけれど、大事にして最低でも１０年間は乗り続けようと思ってこの車を買いましたし、壊れても、修理にお金がかかっても、大切にしたいなと思える車なので、なんとか元どおりの走りをみせて欲しいなと思います。
（了）
